蛍光性

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蛍光性

9.神秘的な美しさを生み出す、
ダイヤモンドの“蛍光性”

婚約指輪の選び方09
選ぶポイント

1.ダイヤモンドの蛍光性について

天然のダイヤモンドの中には、波長の短いX線や紫外線など、肉眼では見えない特殊な光を受けると蛍光を発するものがあります。ダイヤモンド・グレーディング・レポート(宝石鑑定書)にある「蛍光性」は、そのダイヤモンドが特殊な光源下で放つ蛍光の色調や強さを示す項目です。

ダイヤモンドは炭素の集結で生成されますが、その過程で窒素や水素など他の物質が混じり合って結晶となることがあります。この炭素以外の物質が紫外線に反応することで蛍光が起こります。

紫外線を身近に感じることができる例が、紙幣やパスポートの真偽チェックに使われるブラックライトです。 ブラックライトは波長315〜400nmの長波長の紫外線で、蛍光性インクを使用した紙幣やパスポートに当てると普通の照明や自然光では見えない絵や文字が浮かび上がります。他にも、クラブやカラオケボックスなどブラックライトを利用した場所で衣類が青や黄などに発光した経験はないでしょうか。
この現象と同じような原理で、天然ダイヤモンドの中には青や黄色などの蛍光を発するものが存在するのです。

基本的に蛍光があるものが「良い・悪い」ということではなく、4Cの品質とは関係がありません。しかし紫外線にだけ反応して光る性質が不思議で特別な雰囲気を持っていることから、蛍光性のある宝石が近年では好まれる傾向にあります。

2.BRILLIANCE+で扱っているダイヤモンドの蛍光性

ダイヤモンドの蛍光色にはグリーン・イエロー・オレンジ・ピンクなどさまざまなものがありますが、その中でもブリリアンスプラスでは強い青色蛍光色を示すダイヤモンドは、グレードに悪影響を与える可能性があることから取り扱っておりません。

黄色味を帯びるカラーグレードのダイヤモンドでは、青の蛍光性があるとお互いの色を打消し合い透明感を強く感じる場合もあります。
しかし、強い青色蛍光(鑑定書では「Very Strong Blue」と表記)を表すダイヤモンドの中には、まれに白く膜が掛かったように油っぽく見えるものもあり、こういったものは「Oily(オイリー)」と呼ばれ敬遠されがちです。
蛍光性は本来4Cの品質に影響がないとされていますが、オイリーのダイヤモンドの場合は鑑定の際に蛍光が色味に与える影響を考慮され、クラリティのグレードに悪影響を与える可能性も否定できません。
GIAが提示しているダイヤモンドのうち、このような影響をもたらすものは0.2%未満とされていますが、ブリリアンスプラスではオイリーのダイヤモンドの取扱はいたしません。

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鑑定書における蛍光性の表記

蛍光性には、ダイヤモンドの品質を定める4Cの様なランクの評価はありません。
その代わり基準となるGIAのマスターストーンとの比較で、蛍光の強さと色の程度を判定し鑑定書に記載しています。

蛍光性の強さ
None なし Noneのダイヤモンドを探す
Faint 弱い Faintのダイヤモンドを探す
Medium Mediumのダイヤモンドを探す
Strong 強い Strongのダイヤモンドを探す
Very Strong とても強い
蛍光の色調
Blue 蛍光性の色調 青
BluishWhite 青みががった白
Green グリーン 蛍光性の色調 緑
Yellowishgreen 黄緑
Yellow イエロー 蛍光性の色調 イエロー
Orange オレンジ 蛍光性の色調 オレンジ
Pink ピンク

鑑定書にはこの2つの分類「強さ」と「色調」それぞれの評価を組み合わせた表記で、以下のように記載されます。
【Very Strong Blue】
【Strong Blue】
【Medium Blue】
【Faint】
【None】

GIA鑑定書

Mediumより弱い蛍光のものは強さのみの表記となり、色調は近年では記載されません。しかし、以前の中央宝石研究所発行の鑑定書にはFaint BlueなどMedium以下の蛍光でも色の併記をしていた経緯があり、ブリリアンスプラスの取扱うダイヤモンドデータに表示されている場合があります。