「ペアシェイプが素敵」彼女の一言から始まった、とっておきのダイヤモンド選び

ご来店いただいたのは、プロポーズを終え、ご結婚に向けて準備を進めていらっしゃるT様。以前お相手様がペアシェイプのダイヤモンドの写真を見て「素敵」とおっしゃっていたのを覚えており、ぜひプレゼントしたいと相談にお越しくださいました。

ペアシェイプとは洋梨のような優美なラインが特徴のダイヤモンドで、指先をすっきりと見せる効果もあり、繊細でやわらかな印象をもたらします。

“シェイプ”とは？
ペアシェイプのダイヤモンド一覧

初めはリングでのプレゼントを検討していらっしゃいましたが、サプライズのタイミングとしてお考えのご旅行の日程が迫っていること、またお相手のお好きなデザインを選んでいただける点を踏まえ、ダイヤモンドの形で贈ることとなりました。

ダイヤモンドでのプロポーズとは？

ダイヤモンドについて、形以外にT様が特にこだわられていたのが、サイズです。「大きすぎるのも違うけれど、ちゃんと特別感は感じられる一石がいい」と明確なご希望をお持ちで、ブライダルジュエリーとしての華やかさと日常の装いに馴染む佇まい、その両方を大切にされている姿がとても印象的でした。

納得してお選びいただけるように、ダイヤモンドの品質基準についての基本をお話した上で、実際にダイヤモンドを見比べたり、スタッフが実際に着けてみて客観的に大きさの違いを体感していただきました。

“カラット”（ダイヤモンドのサイズ）とは？

T様の運命の一石となったのは0.440カラット、Dカラー、VVS1クラリティのペアシェイプダイヤモンドです。カラットは「リング枠とのバランス」にも注目しお選びいただきました。

0.4カラットのダイヤモンド一覧
Dカラーのダイヤモンド一覧
VVS1 クラリティのダイヤモンド一覧

ダイヤモンドを留めるリング枠には、ひとつのデザインの中でも「0.28カラット〜0.499カラット用」「0.45カラット〜0.649カラット用」など、対応するダイヤモンドの大きさによってサイズ違いのバリエーションが用意されています。対応するダイヤモンドが大きくなるほど、リング枠自体も全体的に少しづつ大きくなっています。

今回お選びいただいたダイヤモンドは「0.28カラット〜0.499カラット用」のリング枠に留められる、ほぼ最大サイズです。このように上限に近い大きさのダイヤモンドを留めることで、リング本体よりも主役のダイヤモンドが占める割合が多くなるため、よりダイヤモンドの存在感を高めることができます。

カラット数を大きくし過ぎたくないが、存在感は欲しいというT様のご希望にぴったりの選び方だったのではないでしょうか。

細部までこだわり、お相手様への真剣な想いと、妥協のない姿勢を込めお選びくださった一石。贈る瞬間、デザインを一緒にお選びになる時間、そしてこれから暮らしの中で身に着け育てていく時間。それぞれが素敵なひと時となりますよう、心から願っています。