シンプルな結婚指輪は人気！でも後悔するケースも。選ぶポイントは？

年代問わず人気の、飽きのこないシンプルな結婚指輪。一方でシンプルなデザインを選んで後々後悔したという声もあります。後悔しないシンプルでおしゃれな結婚指輪の選び方や、人気のデザインをご紹介します。

身に着けるほど愛着がわいてくる、とっておきの結婚指輪を見つけるためのポイントが満載です。

結婚指輪を探し始めたばかりの方へ

シンプルな結婚指輪の魅力

結婚指輪のデザインを選ぶ際は、今の自分に似合っている、自分が好きなデザインであることに加えて、おじいちゃん・おばあちゃんになった自分が、その指輪を身に着けている姿を想像できるかどうかも大事なポイントです。

年齢を経た自分の手には、きっとこれまで頑張ってきた証が、たくさんのシワとして刻まれていることでしょう。そんな手に似合う指輪である、そして飽きずに長く使えそうだと感じる方が多いのも、シンプルな結婚指輪が人気な理由です。

全国調査（※）によると66.5%のカップルが、デザインを決定する際に「シンプルで清楚なデザインであること」を重視したそう。この傾向は30代以上の大人世代になるほど強まっていくことが分かります。

ブリリアンス・プラスの結婚指輪人気ランキングでも、やはり上位を占めるのはシンプルなデザインです。

シンプルな結婚指輪で後悔する理由

人気の高いシンプルな結婚指輪ですが、身に着けるうちに後悔するようになってしまったというケースもあります。代表的な理由は「物足りなくなった」「他の人との違いが感じられない」というもの。

ここから、ぱっと見た印象はシンプルであっても、二人ならではのこだわりを持って、見る度に嬉しい気持ちになるデザインが選べると、後悔を感じず、ずっと愛着を持って結婚指輪を身に着けることができそうです。

シンプルな結婚指輪選びのポイント

そもそも、結婚指輪のデザインは長く愛用できるよう、流行に左右されない比較的シンプルなものが多いのです。そんな中で二人ならではのこだわりや個性を形にするには、どんなポイントに気をつければいいのでしょうか。

まず押さえておきたい3つのポイント

“シンプル”にもバリエーションがあることを知る

一言でシンプルと言っても、実はそのデザインは様々です。まずはたくさんのデザインに目を通して、お二人の心に響く「シンプルなデザイン」の傾向をつかむことをおすすめします。

身に着けるたびに気分があがるデザインを選ぶ

電車に乗っている時、本を読んでいる時、パソコンに向かっている時、結婚指輪は一日に何度も目にするものです。そのため、お相手の好みや意見を尊重するあまり、自分の希望や好みのデザインを諦めてしまうと、せっかくの結婚指輪でも「なんだかしっくりこない」と指から外してしまったり、結局身に着けずにタンスの肥やしになってしまったりすることも…。

結婚指輪選びでは、パートナーの意見を尊重することも大切ですが、自分がその指輪を着けてみて「やっぱりこれが好き！」「この指輪を選んでよかったな」と思えるデザインであることが大切です。

シンプルでも個性を諦めない

「オーソドックスでシンプルな結婚指輪がいいけれど、二人らしさも出したい」そんな時もベースはシンプルでありながら、それ以外の細かい要素で少しだけ“ひねり”を加えることで、きちんとお二人の個性を表現することができますよ。

次の項目から、どんなところに着目すると、こだわりや個性を感じられる結婚指輪になるのか、具体的にご紹介していきます。

素材にこだわる

結婚指輪の素材というとプラチナを思い浮かべる方が多いかもしれませんが、最近ではゴールド素材の結婚指輪を選ぶカップルも増えています。ゴールドにも様々な色味があり、華やかでカジュアルな印象のものもあれば、肌馴染みがよく落ち着いた印象のものもあります。

同じデザインでも素材選びで印象が全く異なり、また自分の肌色との相性も違います。ぜひ様々な素材の結婚指輪を見比べてみてください。

フォルムにこだわる

結婚指輪の形は、まっすぐな「ストレート」と曲線を取り入れた「ウェーブ」に分類することができます。

定番はストレートですが、ウェーブにも、手元に優しい印象を添えてくれたり、指を長く見せてくれたりと様々な魅力があります。

フェミニンな印象を持たれがちなウェーブですが、性別を問わず着ける人の魅力を引き立ててくれるデザインなので、ぜひお二人で積極的にトライしてみてください。

また、パッと見た際に似たような形に見えても、実際に着けてみると印象や着け心地が違うことも少なくありません。これは微妙なフォルムの違いによるもの。結婚指輪はミリ単位でこだわってデザインされているので、ブランドによって個性があるのです。

毎日身に着けるからこそ、見た目だけでなく、愛着の持てる心地よい着け心地も重要。そのため、結婚指輪のデザインを検討する際は、できるだけ実際に試着してみることをおすすめします。

仕上げ（テクスチャー）にこだわる

結婚指輪の表面の仕上げには、いくつかのバリエーションがあることを、ご存知でしょうか。よく知られているのは艶があり強い輝きを放つミラー仕上げ、別名鏡面仕上げとも呼ばれます。こちらは華やかな印象になります。

これに対して艶を消した仕上げも多く存在しており、ミラー仕上げに比べて落ち着いた雰囲気を楽しめます。ブランドごとに様々な艶消し仕上げがあり、それぞれニュアンスが異なります。あるものは落ち着きの中にカジュアルさが。あるものは上品で大人っぽい印象。さらに経年変化を楽しむことを前提にしたテクスチャーもあります。

幅にこだわる

女性用の結婚指輪の幅は華奢なファッションリングよりも少し太めの、2.5mmから3.0mmの間で検討されるのが一般的です。これは耐久性も女性らしい繊細さも叶う幅が好まれる、というのが理由。

一方、男性の結婚指輪では3.0mm幅と3.5mm幅が人気です。男性は手が大きくまた指輪の扱いになれていないことも多いことから、存在感と耐久性を備えた、女性より幅の太いものが選ばれる傾向にあります。

結婚指輪の幅は平均的な3.0mmを境に細くなるほど、あるいは太くなるほどカジュアルな印象になっていきます。また着け心地は細いほど軽やかに、太いほど存在感が出てきます。これを踏まえて、あえて一般的な幅とは違うものを選ぶのも、個性を演出する方法のひとつです。

数ミリの幅の違いが印象や着け心地に差を生むため、なんとなく人気の幅を選ぶ、というのはもったいない限り。ぜひ細かく比較してお二人が「これ！」と思えるものを探してみてください。

ダイヤモンドの有無にこだわる

ダイヤモンドをあしらうかどうかも、結婚指輪のデザイン選びの大きなポイントのひとつ。ダイヤモンドがあることでアクセントになり、また、どれくらいの大きさ・数のダイヤモンドがどのように留められるかで、表情が全く変わります。

最近ではジェンダーフリーで身に着けられる落ち着いたデザインも増えており、選択肢の幅が広がっています。シンプル派の方には定番の無色のダイヤモンドはもちろん、ブラックダイヤモンドをあしらったデザインもおすすめ。クールな手元を演出してくれます。

刻印やシークレットストーンにこだわる

他の人からは見えない指輪の内側に、刻印やシークレットストーンを入れることで、二人だけの特別な意味合いをプラスすることもできます。

結婚指輪の刻印は、ブランドやデザインによって違いはあるものの、半角で20字程度刻むことが可能。長めの文章を入れることもできます。

シークレットストーンは誕生石などを、指輪の内側に留めるサービスです。刻印と組み合わせると、バリエーションがさらに広がります。

どんな内容にしようか二人で悩む時間も、結婚指輪を特別なものにしてくれます。

デザインのストーリーにこだわる

結婚指輪のコンセプトやネーミングに込められた意味合いから、お二人らしいデザインを選んでみるのも素敵です。思い描く将来に重なる、あるいはお二人が出会った時の気持ちに似ている…そんなリングなら、見る度に嬉しく前向きな気分になりそうです。

実際に人気のシンプルな結婚指輪をご紹介

では実際にどんな結婚指輪が人気なのでしょうか。ブリリアンス・プラスの結婚指輪ランキングから、長く人気を集めるデザインをご紹介します。

ストレートラインの結婚指輪

指なじみの良いやわらかなフォルムで、結婚指輪と聞いて思い浮かべる、王道で理想的なシンプルデザイン。シンプルだからこそ飽きることなく、年齢を重ねても変わらず愛用できる結婚指輪の正統派です。幅のバリエーションも豊富で、すっきりと軽快な印象の2.0mm幅から、重厚感のある3.5mm幅まで、好みや手の大きさに合わせてお選びいただけます。

クールなデザインが好みの方には、より直線的なラインが楽しめるスクエアが人気です。性別を問わずモダンな手元を演出してくれます。さらに、表面の仕上げに艶消しを選ぶことで、よりシックな印象に。こちらは「サティーン仕上げ」というサテン生地をイメージしたテクスチャー。品格のある手元を叶えてくれます。

まるで複数のリングを重ね着けているように見えるデザインの結婚指輪。間に影があることで、1本のリングより奥行きがあるように見え、シンプルながら目を惹く存在感を放ちます。

真っ直ぐなリングに施されたカービングは、二人を結ぶリボンをイメージしています。シンプルだからこそ際立つその輝きで、二人の手元をより一層魅力的に引き立てる結婚指輪です。

職人が丹精込めて打ち据えた槌目の質感はラフでありながら繊細。あたたかくどこか懐かしい、オンリーワンの仕上がりです。カジュアル・ファッショナブルな雰囲気がお好みの方におすすめのリング。落ち着いた雰囲気のシャンパンゴールド素材でのオーダーが人気です。

2種類の素材使いが印象的な結婚指輪。高度な技術が集約されたリングは、上質さを感じさせます。適度なボリューム感は着ける人を選ばず、結婚指輪だけではなく、ファッションリングとしてもお楽しみいただける逸品です。

性別を問わず身に着けられるダイヤモンドリングとしてデザインされた結婚指輪。引っ掛かりのないなめらかな着け心地が魅力です。センターストーンとしてブラックダイヤモンドもお選びいただけます。

ウェーブラインの結婚指輪

直線的な輪郭に立体的な線と面を加えたデザインが、光を鮮やかに反射させることで生まれる光と影のコントラストが、互いを引き立て合います。ダイヤモンドありのデザインは、片側のみにダイヤモンドがセットされたアシンメトリー、両側にダイヤモンドがセットされたより華やかなシンメトリー、2種類のバリエーションからお選びいただけます。

一見すると分からないほどに、シンプルでナチュラルなウェーブラインが楽しめる結婚指輪。緩やかなウェーブの流れに沿って、少しだけ高さをつけたフラットな面を設けて、風になびくように自然体を表現しています。飾らないスタイルとやわらかな光のカーブで優しく指を包み込みます。

極限まで無駄をなくした極めてストレートに近い究極のシンプルウェーブの結婚指輪。絶え間ない日々の歩みが 思わずハミングしてしまう様な幸せに包まれる、そんなイメージでデザインされています。ほんの少しだけ波打つ輪郭とその表面に施された斜めに流れるラインが、何とも言えない優しい表情を醸し出します。

優しく寄り添う、丸みを帯びたほっそりと軽やかなV字カーブが印象的な結婚指輪。シンプルなミラー仕上げの輝きは華やかで、様々なスタイルの婚約指輪との重ね付けにおすすめです。指を長く細く見せてくれる効果もある、万能リングです。

おしゃれさをアップするなら重ね付けがおすすめ

お仕事の都合などでシンプルな結婚指輪を検討しているけれど、本心ではもう少しデザイン性の高いものが欲しい。そんな場合は「重ね付け」で変化をつけて楽しむのもおすすめです。シンプルな結婚指輪でも、婚約指輪やお手持ちのファッションリングと重ねることで、より華やかで目を惹く手元が叶います。

重ねられるリングがないという方は、どんなデザインにも似合うエタニティリングを検討してみてはいかがでしょう。特に結婚指輪にも選ばれるハーフエタニティリングであれば、着けやすく日常にも取り入れやすいはずです。

まとめ

シンプルな結婚指輪だからこそ、お二人らしいこだわりをしっかり持つことが、後悔しないデザイン選びに繋がります。一生ものであり、これからの人生を共に歩んでいくジュエリーです。ぜひ妥協せず「好き」を取り入れたデザインを選んでください。とっておきの結婚指輪に出会えますように。

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