【例文あり】婚約指輪・結婚指輪の刻印ー定番とユニークな文面を紹介

ジュエリー

  • 更新日:2023.12.21
婚約指輪 ドマーニ(E221-02-01218-D)

ペアで身に着けられるものの中でも、やはり婚約指輪や結婚指輪は特別な存在。

「せっかくの記念だから!」と二人のイニシャルや記念日、メッセージなどを刻印するカップルは多い一方で、いざとなると恥ずかしいやら、照れくさいやらで「どんな刻印を入れたらいいのか分からない…」と悩むパターンも。

今回は、いざその時に迷わないよう、婚約指輪・結婚指輪に刻印された、さまざまなパターンのイニシャル、記念日、メッセージ等の実例をご紹介します!

この記事の概要は…

  • 婚約指輪ではイニシャルなどの短い言葉を刻印するケースが多い
  • 結婚指輪では記念日+イニシャルが最も多い
  • 婚約指輪は原則半角英数字6字、結婚指輪は20字まで刻印可能

婚約指輪の刻印の特徴

婚約指輪は、中央にダイヤモンドなどの大きな宝石があしらわれているデザインが多く、それに伴って宝石の品質を示す刻印が指輪の内側に施されています。そのため刻印を打刻できるスペースが結婚指輪よりも限られます。ブリリアンス・プラスの場合、半角6文字までの制限を設けさせていただいています。

そのため、二人のイニシャルや記念日の数字など、文字数を少なく短い言葉を刻印するケースが多く見られます。

結婚指輪の刻印の特徴

婚約指輪と違い、結婚指輪は刻印するスペースに余裕があるため、文字数を多く入れることができます。そのため、例えば愛や誓いの言葉、二人にとって意味のあるメッセージなど、少し長い言葉を入れるのもおすすめです。ブリリアンス・プラスでは、半角20文字まで刻印することができます。

結婚指輪は、結婚記念日や入籍日などの日にちと共に、二人のイニシャルを刻印するパターンが最も人気。シンプルでおしゃれに見えるということ、そしていつでも確認できるので記念日の日付を忘れてしまうことがないというのが大きな魅力のようです。

おしゃれな刻印アイディア

お互いのイニシャル

字数に余裕がなくても入れやすいのが、こちら。シンプルながら、絆の深さが感じられます。

<贈る方のイニシャル> to <受け取る方のイニシャル>

のように表すのが一般的です。結婚指輪に刻印する場合は、イニシャルの前後を入れ替え、それぞれの指輪に刻みます。toの意味に注意して、二人のイニシャルの入れ位置を間違えないようにしましょう。

婚約指輪 刻印 イニシャル

同じ意味を記すのに以下のような表現もできます。

from<贈る方のイニシャル>
dear<受け取る方のイニシャル>

他にもプラスアルファの意味合いを込めた、このような刻印もあります。

<イニシャル> & <イニシャル>
(いつまでも一緒にという願いを込めて)
<イニシャル> et <イニシャル>
(いつまでも一緒にという願いを込めて/ラテン語を使用)
<イニシャル> ∞ <イニシャル>
(永遠に一緒)
<イニシャル> ♡ <イニシャル>
(一生愛する)

二人だけの記念日の日付

イニシャル同様、定番の刻印である日付。結婚指輪だと「入籍日」が圧倒的に人気ですが、その他にも「初めて出逢った日」「付き合った日」「プロポーズした日」「結婚式の日」を永遠の記念日として刻印する方も。指輪をふと見る度に、当時の新鮮な気持ちを思い出せる刻印です。

日付の表記には様々なバリエーションがあります。

西暦(2023年6月30日)
2023.6.30 (半角10文字)

元号(令和5年6月30日)
R5.6.30(半角7文字)

アメリカ式(2023年6月30日)
Jun. 30th, 2023(スペース含め半角15文字)
Jun. 30, 2023(スペース含め半角13文字)
6/30/2023(半角9文字)

イギリス式(2023年6月30日)
30th Jun.2023(スペース含め半角13文字)
30  Jun.2023(スペース含め半角12文字)
30/6/2020(半角9文字)

英語で日付を刻印する場合は、様々な表記が使用できます。月は上のように最初の「3文字+ピリオド」の形で省略することができます。日付は初めの3日は1st、2nd、3rd、これより後にはthを付けますが、thは省略することも可能です。

英語表記はアメリカ式とイギリス式でルールが異なり、アメリカ式は月・日の順で記し、日の後にカンマを付けます。一方イギリス式は日・月の順で記し、日の後のカンマは不要です。

英語の月表記一覧
 1月:January(Jan.)
 2月:February(Feb.)
 3月:March(Mar.)
 4月:April(Apr.)
 5月:May(May)
 6月:June(Jun.)
 7月:July(Jul.)
 8月:August(Aug.)
 9月:September(Sep.)
 10月:October(Oct.)
 11月:November(Nov.)
 12月:December(Dec.)

イニシャル+記念日の日付

結婚指輪の刻印として、最も人気のパターンです。先ほどご紹介した「お互いのイニシャル」と「二人だけの記念日の日付」の例を組み合わせると、文面が出来上がります。

スペースが限られた婚約指輪にもイニシャルと記念日を刻印したいという場合は

<イニシャル>&<イニシャル>’23(半角6文字)

のように日付を省略すれば、希望を叶えることができますよ。

メッセージ

婚約指輪に贈る人から贈られる人への気持ちを込めたメッセージを、結婚指輪にお互いへの想いやこれからの人生で大切にしたいことを刻むのも素敵です。

日本語や英語だとストレートすぎてちょっと照れくさい…という方は、フランス語やイタリア語、スペイン語、ラテン語、ハワイ語など、好きな国や二人にとって思い出の国の言語をチョイスしたり、好きな響きで選ぶのもいいですね。 

外国語の方が短い刻印の中に多くの意味を持たせられるケースがあるので、字数制限で悩んだ時は、幅広い外国語を候補に入れてみるのもおすすめです。

もちろん、全く逆の発想で、ストレートな想いを日本語で刻印するのも素敵です。

英語
I Do(誓います/半角4文字)
Love(愛/半角4文字)
xoxo(「ハグと頬へのキス」を表す/半角4文字)
Smile(笑顔/半角5文字)
Happy(幸せ/半角5文字)
Peace(平和/半角5文字)
Beloved(最愛の人/半角7文字)
Forever(永遠に/半角7文字)
With You(あなたともに/スペース含め半角8文字)
One Love(ただひとつの愛/スペース含め半角8文字)
True Love(真実の愛/スペース含め半角8文字)
My Destiny(私の運命の人/スペース含め半角10文字)
Forevermore(永遠に/半角11文字)
Life Begins(人生の始まり/半角11文字)
Stand By Me(私のそばにいて/半角11文字)
Still a Spark(今でもときめいている/半角13文字)
Yours Forever(永遠にあなたのもの/半角13文字)
Destined to Be(こうなる運命だった/半角14文字)
Eternally Yours(永遠にあなたのもの/半角15文字)
Now and Forever(今も、そしてこれからも/半角15文字)
Always with you(いつもあなたと一緒に/半角15文字)
Happy ever after(ずっと幸せに/半角16文字)
All Ways, Always(いつも常に/半角16文字)
Adventure Awaits(冒険が待っている/半角16文字)
My Life & My Love(あなたは私の人生であり愛/半角17文字)
More Than Anything(何よりも/半角18文字)
Forever Begins<記念日の日付> (永遠は<この日>から始まった)

フランス語
Mon amour(愛する人/半角9文字)
Pour Amour(愛を込めて/半角10文字)Le vrai Amour(真実の愛/半角13文字)
Tous les deux(いつも二人で/半角13文字)
Je te rends heureuse(あなたを幸せにします/半角20文字)

イタリア語
Ti Amo(愛しています/半角6文字)
Con amore(愛をこめて/半角9文字)
Media naranja(最高の相棒/半角13文字)
Felicita` eterna(永遠の幸せ/半角15文字)
Sono pazza di te(あなたに夢中/半角16文字)

スペイン語
Lazos(絆/半角5文字)
Mi Amor(いとしい人:男性に対して/半角7文字)
Mi Vida(いとしい人:女性に対して/半角7文字)
Mi ángel(私の天使/半角8文字)
Siempre juntos(いつまでも一緒に/半角14文字)

ラテン語
Amor(愛/半角4文字)
Ex aequo(一緒に行こう/半角8文字)
Sic infit(そして物語は始まる/半角9文字)
Si vales valeo(あなたの幸せが私の幸せ/半角14文字)
Amor Perpetuus(永遠の愛/半角14文字)
Vitum mirabilis(素晴らしい人生/半角15文字)
Con todo me amore(私のすべての愛をこめて/半角17文字)

ハワイ語
Aloha(愛 ありがとう/半角5文字)
Mauloa(永遠/半角6文字)
Laulea(幸福 平和/半角6文字)
Ipo Aloha(愛する人/半角9文字)
No na kau a kau(これからも永遠に/半角15文字)

ユニークな刻印

もっと個性的な、二人らしさのある刻印にしたい。そんな方のためにちょっと変わった刻印アイディアをご紹介します。

思い出の歌詞や映画のタイトル・セリフを刻印

お付き合いしていた時によく耳にした曲や、初めてのデートで観た映画。あるいは二人共通のお気に入りの作品。そんな特別な曲や映画からヒントを得て、刻印を考えてみてはいかがでしょう。

Take Two(BTS楽曲タイトルより)
A Whole New World(映画「アラジン」より)
You Jump, I Jump(映画「タイタニック」より)

二つで一つのメッセージに

対になる文章をそれぞれのリングに刻印します。二つ合わせると一つのメッセージが完成。長い文章を入れたいのに、字数制限で入らない…そんな時にも役立つアイディアです。ペア感が高まるのも魅力です。

<1つ目のリングに>I Found a Reason
<2つ目のリングに>And the Reason is You
(生きる意味を見つけた・それはあなた)

<1つ目のリングに>I Love You
<2つ目のリングに> I Know
(愛しています・分かってるよ)

<1つ目のリングに>To Infinity
<2つ目のリングに> And Beyond
(合わせて「無限の彼方へ」)

遊び心を感じさせるチョイス

見る度に嫌な気分も飛んでいってしまうような、クスッと笑える刻印はいかがでしょうか。海外の事例をいくつかご紹介します。

Better Luck Next Time
(次はきっと上手くいくよ/「次はもっといい人と結婚できるよ」というジョーク)
Do Not Remove
(この指輪を外さないで)
Mine!
(私のパートナーです!)
Non-Returnable
(返品できません)
You’re A Lucky Man
(私と結婚できて、あなたは幸運ね)

その他

<イニシャル> <シークレットストーン><イニシャル> (二人のイニシャルの間に小さな宝石をあしらう)
<生まれた日から入籍までの日数>days+∞with<お相手のイニシャル>
一緒に暮らしているペットにちなんで、肉球の絵文字を入れる

二人だけが分かる暗号のようなメッセージを刻む方もいます。人とはまた違う、特別な刻印になりそうですね。

海外ではどんな刻印をしているの?

海外のカップルも、もちろん婚約指輪・結婚指輪への刻印を楽しんでいます。英語圏を例に見てみると、やはり主流なのは「二人のイニシャル+入籍日や結婚式の日付」を刻むパターンのようですが、より個性を出したい場合は、色々な事例を見ながら趣向を凝らしているようです。国が違えど、カップルの気持ちは同じですね。

この記事でも海外で選ばれている刻印をたくさんご紹介していますが、さらなるアイディアを得たい場合は「Wedding Ring Engravings」と検索してみてください。様々な事例がヒットするはずです。

刻印で失敗?後悔している例は

こだわって刻む刻印だから、後々後悔することにならないよう、注意を払ってオーダーしたいところです。先輩カップルの失敗例から、押さえておきたいポイントを学びましょう。

スペルミス・数字の間違い

まず一番避けたいのが、刻印内容の指定ミス。刻印は指輪自体を削って施すため、出来上がってしまうと基本的に入れ直すことは難しいです。オーダー前には、念には念を入れて、間違いがないかしっかりと確認するようにしましょう。慣れない外国語の文章を選ぶ場合は、特に気をつけてください。

サイズ直しに対応しない長すぎる刻印

今後、リングのサイズが合わなくなり、サイズ直しをすることもあるかもしれません。その際に刻印を限界まで入れていると、サイズ直しに伴い刻印が途中で切れてしまう場合も考えられます。検討中のブランドが推奨している字数を参考に、できるだけ超過しないように刻印を考えましょう。

規定以上の字数でオーダーを受けてもらえる場合も、サイズ直しの際に問題がないか、きちんと確認しておくと安心です。

年齢を経ると恥ずかしくなる内容

先輩カップルの中には、若い頃に刻印した内容を今見ると恥ずかしく感じる方もいるようです。「甘酸っぱい気持ちが蘇る」と笑って受け入れているケースが多いようですが、将来的に違和感なく身に着けられる内容かは、検討しておいても損はなさそうです。

刻印の消したり、入れ直しをできるブランドも

多くの場合有償にはなりますが「刻印を消す」さらに「入れ直す」アフターサービスを設けているブランドもあります。後々納得がいかなくなった、あるいは失敗してしまった…そんな時も対応してもらえるので安心感があります。
ブリリアンス・プラスでも、刻印消し・刻印入れ直しを承っています。

刻印しないという選択肢はあり?

もちろん、婚約指輪と結婚指輪、どちらにも刻印しないという選択肢もあります。

結婚指輪は日常的に身に着けるケースが多いため、刻印部分に汚れがたまるのが気になるという意見もあります。他にも、刻印自体がどうしても気恥ずかしいというカップルもいらっしゃいます。

刻んでも、刻まなくても、大切なのはお互いの考えや想いを尊重すること。刻印がなくても、二人の大切な物事は心の中にしっかりと存在しているはずです。

でももし刻印ができるのであれば、それはとても素敵なこと。二人で楽しみながらじっくり考えた思い入れのある言葉を刻めば、リングにより愛着が湧いてくるはずです。

なお「入籍日や結婚式の日取りがまだ決まっていないので刻印できない」「刻印が出来上がるのを待つ時間がない」などの場合もご安心を。多くのブランドが、アフターサービスという形で、購入後の刻印オーダーも受けつけてくれます。お二人のスケジュールに合うタイミングで、刻印をお願いすることが可能です。

まとめ

今回は、婚約指輪と結婚指輪の刻印についてご紹介しました。一生ものだからと身構えてしまうかもしれませんが、何を刻印するかに決まりはありません。お二人らしく、指輪を外して内側をのぞく度に幸せな気持ちになるような、そんな刻印を考えてみてください。

ブリリアンス・プラスでは婚約指輪は、原則半角英数字6文字まで、結婚指輪は半角英数字20文字までの刻印が可能です。デザインやサイズによっては、規定文字数以上も対応できる場合もあります。また、どんな刻印がいいか迷ってしまった場合も、お話をじっくり伺いお二人らしい刻印をご提案させていただくことが可能です。ぜひお気軽にご相談ください。

※BRILLIANCE+では「♡、☆、♪、∞、~」は特別刻印としてのご対応となります。詳細はカスタマーサポートまでお問い合わせください

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