女性に人気!あたたかみを感じる伝統技法ミルグレイン(ミル打ち)の結婚指輪

結婚指輪

  • 更新日:2023.10.02
結婚指輪(M94A-02-01278M-13、M94L-02-01278B-13)

結婚指輪と一口に言っても、様々なデザインがあります。たとえば、鏡面のような輝きが美しくシンプルな「ミラータイプ」や、輝きを抑えた落ち着いた雰囲気のマットな「ヘアライン仕上げ」、メレダイヤモンドがぐるりとあしらわれたきらびやかな「エタニティ」など。

その中でも今回は、古くからジュエリーに用いられ、19世紀のイギリスやフランスのアンティークジュエリーによく見られる、伝統的な装飾デザイン「ミルグレイン(ミル打ち)」についてご紹介します。

この記事の概要は…

  • アンティークジュエリーに見られる伝統的なデザイン「ミルグレイン」
  • 繊細かつ重厚な、熟練の確かな技術が求められる技法
  • 結婚指輪を華奢に見せてくれる効果も
  • 汚れやすさなども気にならず、サイズ直しもちゃんとできる
結婚指輪を探し始めたばかりの方へ

ミルグレインとは?

ミルグレインは、日本では「ミル打ち」とも呼ばれ、ジュエリーに小さな球を連続してラインのように打刻していく伝統的な装飾技法です。
ラテン語で「千の粒」という意味をもち、「千」は沢山・子宝・永遠・長寿といった言葉を連想させることから、縁起のよい装飾としても知られています。

このデザインは、職人の手により同じ間隔、同じ大きさで打ち込んでいくため、ほんの少しの失敗も許されません。熟練した技術が求められる、繊細な技法なのです。精度の高いミルグレインは、光を反射すると、まるで宝石のように輝きます。
重厚感のあるクラシックなデザインですが、そのふっくらとした小さな球のラインは、どこか繊細。職人により一つひとつ丁寧に打ち込まれるため、型取ったものとは一味違う“人の手でつくられた”あたたかみも感じられます。

華やかすぎずシンプルすぎないバランスも、魅力のひとつ。雰囲気のあるミルグレインの結婚指輪は性別を問わず愛されています。

ミルグレインの結婚指輪は細く見える

華奢な指輪に憧れる方にもミルグレイン(ミル打ち)の結婚指輪はおすすめです。
ミルグレインは、指輪の両端にラインのように施すことで、目の錯覚により、実際よりも指輪の幅を細く見せるという特徴があるのです。「細い結婚指輪を選ぶと変形が心配」という場合も、変形の心配のない幅のミルグレインの入ったデザインを選べば、実用性も好みも叶えることができるかもしれません。

ミルグレインの結婚指輪のデザイン

ミルグレインの結婚指輪はブリリアンス・プラスでも人気です。ブランドで長く愛されているミルグレインのデザインをご紹介します。

王道のプラチナ素材のオーバル

M22L-02-01500A-13
PT950 オーバル ミルグレイン

ブリリアンス・プラスで長く愛されている結婚指輪です。シンプルで飽きのこない王道のデザインにミルグレインを施すことで、どこかアンティークな印象に仕上がります。
一番人気は艶々としたミラー仕上げで、使い込むほど風合いが出て手になじんできます。男性に人気なのは、落ち着いた雰囲気のヘア―ライン仕上げ。マットな風合いのため、より落ち着いたシックな印象となります。

M22A-02-01500A-13
PT950 オーバル ダイヤモンド 1pc ミルグレイン

丸みのオーバルシェイプに艶やかな鏡面仕上げ。とろける様な光沢の結婚指輪をクラシカルなミルグレインで縁取り、さらに一粒のダイヤモンドをあしらいました。
きらめくダイヤモンドとミルグレインが、手元に華を添えてくれます。

スタイリッシュなコンビネーション素材

M94A-02-01278A-13
コンビネーション ミルグレイン

プラチナをしっかりと包み込むゴールドとのコンビネーションリング。ぶれることなく配置された繊細なミルグレインが2色の地金を違和感なく引き立てています。適度なボリューム感は着ける人を選ばず、マリッジリングだけではなく、ファッションリングとしてもお楽しみいただける逸品です。

ゴールドリング(M94A-02-01335M-21)
ハーフエタニティ コンビネーション ミルグレイン

コンビネーションリングにメレダイヤモンドをあしらったハーフエタニティリング。ミルグレインのきらめきとダイヤモンドの輝きが響き合い、華やかな手元が楽しめます。

とことんクラシカルに

M34A-02-01352A-Z
ステージ ダイヤモンド

ふたりで積み重ねる人生の大切なシーンのように、ひとつひとつのパーツに輝きを詰め込んだ『ステージ』。贅沢に使用したメレダイヤモンドを、ごく小さなミルグレインで縁取りました。広めの間隔で入れたスリットと、サティーン仕上げの落ち着いた輝きが印象的なリングです。

M34A-02-01356A-Z
ラティス ダイヤモンド

四角いプリンセスカットのダイヤモンドの贅沢な輝きと、大きく窓を開けたようなパターンが個性的なハーフエタニティリング。リング全体はシャープなシルエット。そこに光を含んだような優しいサティーン仕上げと、メレダイヤモンドを縁取るごく小さなミルグレインが、クラシカルな印象を添えて。キラキラとした繊細な輝きは手元を美しく華やかに演出してくれます。

ミルグレインの結婚指輪の取り扱い方

ミルグレイン(ミル打ち)の結婚指輪は細かい細工が施されている分「他の結婚指輪よりも繊細なのかな」「汚れやすいのかな」と思われがちです。しかし、ミルグレインの結婚指輪だからといって、特別なケアが必要なわけではありません。どのデザインにも共通するポイントさえ押さえれば大丈夫です。

基本的に重たい荷物を持つなど手に負荷がかかる際は、変形を防ぐためできるだけ指輪を外すと安心です。

また料理をする際、指輪を着けたままだと手が洗いづらく、衛生的にもあまり良くありません。料理をする前に指輪を外して決まった場所に置き、料理が終わった後に再び身に着けるクセをつけるのもおすすめです。

指輪の汚れが気になる時は、自宅でも簡単にメンテナンスすることができます。ボウルなどにぬるま湯を張り、数滴の中性洗剤を加えてよく溶かし、その中に結婚指輪を浸します。柔らかいブラシで指輪の内側やミルグレインとミルグレインの間をやさしくこすり洗いします。その後、再度ぬるま湯を張り、洗剤を落とすようにやさしく指輪をすすぎます。仕上げにきめの細かい布でポンポンと抑えるように拭けば完了です。

ミルグレインの結婚指輪のサイズ直し

ミルグレイン(ミル打ち)の結婚指輪も、サイズ直しはできます(※)。ただ、製作時のリングサイズに合わせて全周に途切れることなくミル打ちを施しているため、サイズ直し後にミルグレインの粒が重なり合ったように仕上がる可能性があります。

もちろん、きちんとした職人がサイズ直しを行えば、身に着けるには全く問題ありません。

※コンビネーション等、デザインによってはサイズ直しができないケースもあります

まとめ

一生身に着けていく結婚指輪。そこに秘められた言葉の意味や、丁寧で高い技術を知った上で着けると、着け心地も変わりそうですね。
大切な結婚指輪にふさわしいデザインとして、ミルグレインをどうぞ候補に入れてみてください。

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ふたりで自由にデザインする結婚指輪

デザインはもちろん、素材や幅、サイズも自由に選べるセミオーダーの結婚指輪。ずっと身に着けるものだからこそ、お二人のこだわりがつまった世界で一つの結婚指輪を選んでみませんか。

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