こだわり派が増加、結婚指輪の手作り
この記事の概要は…
- 手作りの結婚指輪の魅力は「世界に一つだけ」ということ
- 製法は、強度が高く仕上がる「鍛造」と、繊細なデザインに対応できる「鋳造」からお好みで選んで
- プロのジュエリーデザイナーのアドバイスを受けることが大切
- 二人ならではの工夫があれば、より愛着の湧く結婚指輪に
こだわり派が増加、結婚指輪の手作り
最近、結婚指輪を手作りするというカップルが増えているようです。 「気に入ったものが見つからない」「予算がないので、安く用意したい」「他の人とかぶらない結婚指輪が欲しい」など、理由は様々のようですが、結婚指輪を手作りする良さは、世界に一つのお二人だけの結婚指輪を作れること!どんなデザインにするか迷っている人は、手作りの結婚指輪を候補に入れてみるのもいいかもしれません。
手作りするメリットは?
結婚指輪には、国内外のジュエリー有名ブランド、日本メーカーのプライベートブランド、小売店独自のオリジナル商品、工房などで作るオーダーメイドジュエリー、ご自分で手作りで作るハンドメイドジュエリーなど様々な結婚指輪があります。
中でも、最近はご自分で工夫しながら手作りするカップルも少なからずいると耳にします。
品質も高く、安心して購入できるのが有名ブランドの良いところ。対して、自分で手作りすることのメリットは、他人とかぶらない二人だけの結婚指輪になるということでしょう。二人の手作りでの共同作業が想い出となり、より想いがこもった結婚指輪になるのも魅力です。
二人だけの世界にたった一つのデザインを
好きなデザインや素材の結婚指輪指輪を手作りできるといっても、「素人で大丈夫なの?」と不安もあります。手作りされる方は、専門知識が豊富なスタッフやジュエリー職人などプロのアドバイスを聞きながらデザインしたり何度も打合せしたり、多くの時間をかけて少しずつ形にして製作を進める必要があります。
手作りの方法は、鍛造(たんぞう)製法で無垢の金属から指輪などのジュエリーを削り出したり、針金を曲げたり伸ばしたり溶接したりして形作る方法と、ワックスと呼ばれるロウ材を削ったり形取り指輪の原型を製作し、それを基に型に溶解した金属を流し込み製造する鋳造(ちゅうぞう)製法があります。
鍛造製法などは地金の強度も保てますが、繊細なデザインは作りづらく不向きです。一方鋳造の場合は繊細なデザインにも対応しますが作りたいデザインで選択するのもいいかもしれません。
理想の結婚指輪を手作りするには?
手作りでも結婚指輪は一生モノだからこそ、お気に入りの指輪を作りたいものです。工房によって取り扱っているデザインや価格も異なるため、まずは、デザインコンセプトと予算を二人で考えることから始めましょう。
一般の方の多くは、平面イメージで捉えている場合が多く、実際のジュエリーは立体的なので仕上がりがイメージと違うということが往々にして起きてしまいます。
そういう意味でもジュエリーのプロのアドバイスを受けることは失敗しない大切なポイントと言えます。二人の想いを込めたデザインが実現可能かしっかりと相談してみるといいでしょう。
結婚記念日や二人の名前、プロポーズの言葉などの文字を刻んだり、2つの指輪を重ねると1つのデザインになっているなど、二人ならでは工夫があれば、さらに愛着が湧く結婚指輪ができあがるはずです。