予算内で最高の婚約指輪を選ぶ3つのヒント
- 更新日:2023.12.21
婚約指輪を選ぶ際に大切になってくる“予算”。
もちろん彼女のためならどんな豪華な婚約指輪でもプレゼントしたい気持ちはやまやまですが、今後の二人の生活をきちんと考えるのであれば、妥当な予算を組んで、その中でベストな婚約指輪をプレゼントしたいという男性は多いかと思います。
しかし、婚約指輪の予算は男性としては伝えにくく、また女性としても聞きづらいもの。
お互いの意見をうまく伝えられないと、場合によっては気まずい雰囲気になってしまう可能性もあります。
一方でここできちんとコミュニケーションが取れれば、今後の結婚生活を夫婦円満に進めるヒントがたくさん得られるはずですよ。
そこでこの記事では、どうやったら二人揃って納得のいく予算を決められるのか、上手なコミュニケーション取り方と、予算内で最大限豪華な婚約指輪を選ぶコツをご紹介します。
婚約指輪の予算に関して悩む男性の皆さま、彼が何を考えているのか知りたい女性の方々はぜひ参考にしてみてくださいね。
プロポーズを考え始めたばかりの方へ
目次
婚約指輪の予算がもとでケンカが始まったり、気まずい雰囲気になってしまうことは実はかなり多いようです。
この時の二人の気持ちは
男性:予算をはっきり伝えると、彼女をがっかりさせてしまうのではないかと不安。
自分の立てた予算が彼女の予想より下回っていたのではないかと感じると、傷ついた気持ちになり、ぶっきらぼうな態度を取ってしまう場合も。
女性:男性に遠慮して予算を聞き出せない。
話があやふやに進んでしまうと、本当に欲しいリングをあきらめてしまうことも。
後々後悔しても男性に悪いと思い言い出せない。
どちらも相手を大切に想うが故生まれる気持ちなのですが、その結果すれ違いが起き、心にすっきりしないものが残ってしまうようです。これではお互いハッピーとは言えませんよね。
このような展開を避けるために、婚約指輪の予算に関しては、できるだけお互いに腹を割って正直に話合うのがベストです。
具体的にどのように話を進めるとスムーズか、おすすめの流れをご紹介します。
この記事を読んでくださっている男性の皆さまは、だいたいの婚約指輪の相場をご存知でしょうか。
具体的な数字は後ほどご紹介しますが、普段アクセサリーに馴染みのない男性からすると、予想よりも高い金額かもしれません。もし相場を知らず彼女と初めて婚約指輪の金額を見て「高い!」という思いが顔に出てしまったら、「彼を困らせてはいけない!」と彼女は傷つき本音を言わなくなってしまいます。
まずは心の準備をする意味を込めて、男性ひとりで婚約指輪の相場について調査してみるのがおすすめです。
一般的な婚約指輪の相場とあなたの懐具合などを考え、自分の中でおおよその予算を決めましょう。
その上でお店に行く前に、彼女と二人で婚約指輪の一般的な相場について調べ、予算を伝える機会を設けてみるのがおすすめです。データを二人で見れば、だいたいのボーダーラインを共有することができ、突然予算を伝えるよりも話が自然に進みやすくなります。
この時、彼女を喜ばせたいあまり曖昧な金額を提示したり、身の丈以上の予算を言うのは控えましょう。
もし彼女が伝えた金額の上限ギリギリの婚約指輪を欲しいと思った場合、懐が苦しくなり気持ちよくプレゼントできなくなってしまいます。正直に、誠実に話を進めることがポイントです。
予算を伝えたら彼女の反応をよく観察しましょう。少し落ち込んで見えますか?
だとしても大丈夫、きっと彼女もあなたも満足できる解決法が見つかります!
婚約指輪の予算を勇気を出して伝えても、彼女ががっかりした素振りを見せたら、ショックで感情が高ぶってくるかもしれません。
けれどここはぐっとこらえて、まずは彼女の言い分を優しくじっくり聞きましょう。その上であなたがどうしてこの予算に決めたのか、理由を伝えます。この際、彼女のことを思った上で予算を決めたあなたの気持ちを、きちんと表現するようにしましょう。
それでも彼女が予算オーバーの婚約指輪を欲しそうにしていたら、冷静に二人の納得のいく形を探っていくことをおすすめします。
例えば結婚後何年かして、記念の意味も込めて婚約指輪を手にするのもいいかもしれません。また、分割払いで購入するのも、計画性さえあればまったく問題ない方法です。
婚約指輪の予算が思ったより低いと言っても、それは男性のあなたにがっかりしているわけではありません。一生に一度の婚約指輪ですから妥協したくない!という強い想いを持っている女性もいらっしゃるのです。お互いが満足いく婚約指輪選びを目指して、歩み寄っていけるといいですね。
なお、予算を伝えた時に女性が遠慮して本音を押し殺してしまう場合もあるので、二人にとって最高の婚約指輪を選びたいことを伝え、意見を言いやすい環境を作ってあげることも大切です。
それでは、具体的に予算を決めるために、一般的にいくらくらいの婚約指輪が選ばれているのか、その相場を確認してみましょう。
ゼクシィ2018結婚トレンド調査によると(※)婚約指輪の全国平均価格は36万5,000円で、価格帯としては30万円〜40万円未満のものを選ぶ方が28.5%、次いで20〜30万円未満を選ぶ方が21.6%という結果になりました。
ここから20〜40万円というのがひとつの指標になりそうです。
昔は「婚約指輪は給料の3ヶ月分」なんて言われていましたが、そういった考えを持っている方は少ないことが分かります。
彼女に婚約指輪を贈るというロマンは形にしつつも、先々の出費もしっかりと計算する現代男性の堅実な姿勢が伺えます。
もちろん給料3ヶ月分に満たないこの金額でも、十分素敵な婚約指輪を用意することができますので安心してください。
婚約指輪のお返しはどうしたらいの?
婚約指輪をもらった女性は、そのお返しに男性に結婚記念品を贈るのが一般的とされています。
これは結納の際に結納金の半額を女性側から返す「半返し」という日本の習慣が元になっているのだそう。
今では結納を省略する場合も多く、必ずしもお返しが必須というわけではありません。
しかしお家や地域ごとで考え方は様々ですから、準備するかどうか二人でしっかり話し合っておきましょう。
婚約指輪の予算の決め方や、予算内でより質のいい婚約指輪を選ぶコツをご紹介してきましたが、いかがでしたか。
「婚約指輪を贈る」というロマンチックに進めたいイベントの中に、「予算」という現実的な問題が入り込むと、戸惑いが生まれるのは当たり前のことだと思います。
けれど婚約指輪選びを通した、現実を踏まえつつも二人の最も満足いく形を探るという経験は、きっとこれからの結婚生活の貴重な財産になるはずです。
この記事がお二人の最高の婚約指輪選びの参考になれば嬉しいです。
彼女のリングサイズやデザインの好みが分からなくても大丈夫。プロポーズでダイヤモンドを贈り、デザインは後から二人で選ぶ。新しい婚約指輪の形です。