CRAZY WEDDING×BRILLIANCE+
プロポーズに“普通”はない。今だからこそ考えたい「プロポーズの本質」とは

私たちの想い 2019.08.02 更新日 2019.07.30

みなさんは「プロポーズ」と聞くとどんな印象を持たれるでしょうか。
憧れやワクワク感、人によっては緊張したり、わざわざする必要はないんじゃないかという声も聴こえてきそうです。プロポーズしなくてもいい、結婚しなくてもいい。多様な価値観がある現代ならそんな選択肢ももちろんあり。けれどその前に、プロポーズの意味を改めて考えてみませんか。

2019年4月26日、プロポーズが本来持つ可能性を捉え直し価値を伝えたいという想いから、CRAZY WEDDINGとBRILLIANCE+の2社での協業が決定しました。
この記事では、様々な形のプロポーズ・結婚に携わる2社だからこそ実感しているプロポーズの魅力と、コラボレーションイベントに込められた想いを語っていただきます。

対談の中でプロポーズについて考えを深めるにつれ見えてくる、人生観が変わるような発見。

プロポーズを終えた方、プロポーズに興味がある方、プロポーズを今後する・しないに関わらず、全ての方へ贈ります。

CRAZY WEDDING とは
「To celebrate your life the most in the world.-世界で最も人生を祝う企業-」をビジョンに掲げた株式会社CRAZYによって展開されている「コンセプト作りから当日運営まで一貫したサービスを提供する完全オーダーメイドのウェディング事業」。創業から7年間で約1,200組の結婚式を、全国各地でプロデュースしている。

プロポーズの本当の魅力が伝わっていないのが悔しい

若林:
去年のちょうど秋くらいに藤沢さんと初めてお会いして、何か面白いことができないかとお話を重ねた結果、今回協業させていただくことになりました。
テーマはお互いの事業における「本質」を大切にしたいということでしたよね。

藤沢 和徳さん(以下:藤沢さん):
そうですね。企業コラボレーションは様々な会社間でおこなわれていることですけれど、今回の企画は企業同士の本質や大切にしていることをベースにしながら進めるという軸がしっかりとあったので、僕自身も、いい企画になる確信がありました。
加えて両社のビジョンの根本が近く、お客様に提供したい価値が近い、という点もポイントでした。
商品が持っている価値が、一瞬で終わってしまう刹那的な「お祝いごと」になるのではなく、お客様にとっての人生の連続性の中に存在できることを目指している。これを両社の事業が重なり合う「プロポーズ」という節目から考え、企画に落とし込んでいくのはどうか、ということになりました。

CRAZY WEDDINGの藤沢さん

若林:
結婚生活がスタートするまでの節目は色々あると思いますが、やはりその入口はプロポーズではないかと感じていて。非常に重要な文化だと考えています。
それに語弊があるかもしれませんが、結婚式は女性中心に進む傾向がありますよね。一方でプロポーズは完全に男性が主体。個人的には男として男性に、よりプロポーズを自分事として楽しんで欲しいという想いもあります。

CRAZY WEDDINGの藤沢さんとBRILLIANCE+の若林さん

藤沢さん:
プロポーズは象徴的で、大切な相手にメッセージを伝えるシーンの中でも、際立ってエモーショナルなものだと思います。僕は、事業として提供するコンテンツ・サービス・商品を通して「人が幸せになること」が大切だと考えています。少し話は飛躍しますが、僕は「幸せは人間関係の中にある」と話すことが多いのですが、人の悩みや不満の70%が人間関係に起因すると言われることもあります。人間関係が本当に望んでいた状況に更新される、もしくは、既に豊かな関係であったことに気づくことができた時に、人は自分の人生に触れ、幸せを実感できるのだと思います。
ただ、日常を過ごす中でそういったことを意識するのは難しい。
旅行や食事でも人間関係が更新されることはありますが、プロポーズ、そしてとりわけ結婚式には、新郎新婦の二人という関係性だけではなく、ご家族やご友人、仕事関係での大切な人たちとの関係性が“一本”ではなく複数本同時に“束”のようにアップデートできる力が秘められている。そこに可能性を感じています。

プロポーズを「この家族になっていく」というストーリーの一歩目であると再認識してもらえる機会にできたらというのが、今回の企画の大きなポイントだったと思います。
プロポーズをただの結婚を申し込む儀式として扱うこともできますが、実はその裏にはどんな意味があったのだろうかという部分にフォーカスすることで、幸せを再認識でき、これがプロポーズの魅力をより深く味わうことに繋がると考えました。

プロポーズはもっと多様でいい

若林:
世の中の一般的な結婚式には、非常にたくさんの型があるじゃないですか。それに写真や動画で形として残すことも多いですよね。でもプロポーズは型もないし記録として残すことも少ない、明確な答えがないという側面もありますよね。

BRILLIANCE+の若林さん

藤沢さん:
プロポーズで検索した際に続くのは「やり方」や「喜ばれる方法」「場所」といったキーワードですもんね。みんな分からない。そんな答えがないところがプロポーズの面白さでもあるのですが、日本人のもしくは人間としての特性なのか、安心感に繋がるところもあって、同じものにしたくなりがちというか。結婚式であれば型を、プロポーズであれば型風のものを探しがちですよね。
けれど人はすべからく多様なので、それぞれの色やカラーが反映されたとすれば本来全てが多様になるはずなんですよ。

若林:
多様化が進んでいる昨今だからこそ、自分らしさや自分に合うものをより明確に持つことが大切なのでしょうが、そもそも自分らしさを見つけるのは非常に難しい。だからパターンや流行を探してしまいがちなのだと思います。そこに両社で何かヒントを提示できればいいですよね。

藤沢さん:
本当に、自分や自分たちカップルの個性を認識するのは難しい。でも逆に言えばそこにプロが関わらせていただけるのが僕はポイントだと思っていて。
人間は自己認識の中に収まっているので自分のことを知るのは難しいです。けれどここに第三者が介入して「実はあなたの個性ってこうかもしれませんね」「私にはこう見えますよ」とプロフェッショナリティのあるアドバイスができると、「あ、そうか。そうだったのか」という気付きが始まる。それってすごく価値があることですよね。
両社とも「あなたらしいダイヤモンド、リングはなんですか。」「あなたらしいプロポーズはなんですか。」という切り口と問をお客様に提示することで、お一人おひとりのカラーを反映した多様な形を叶えていこうとチャレンジし続けています。これってすごく面白いことだと思うんです。

CRAZY WEDDINGの藤沢さん

若林:
既成概念に囚われず自分らしくプロポーズや結婚式を楽しんでいただきたいということは、私達もいつも考えていてます。その想いの現れのひとつが「ダイヤモンドでプロポーズ」というサービスです。
もちろん世の中には様々なサービスや商品があるので、プロポーズにダイヤの指輪は必須ではありません。
けれど一生に一度のことですから、女性はサプライズで婚約指輪を贈られたいという憧れを持つ方が多いですし、男性には女性の喜ぶ顔が見たいという願いがありますよね。ただ、女性は好きなデザインのリングを身に付けたい、一方男性はサプライズをしたいけれど相手の指輪のサイズや好みのデザインが分からず二の足を踏んでしまうという、両者間でのジレンマがあるのも事実です。
こういった2人の根底にある願いを叶えると同時にジレンマを解消して、より自由な気持ちでプロポーズを楽しんでいただきたいという想いから考案したのがこのサービスなんです。

藤沢さん:
それ、とても大切ですよね。
僕たちも非常に大事にしていますが、本来のあるべき真ん中をいくということはすごいポイントだと思っているんです。何も考えなければ「こうかもしれない」という固定概念ってあるじゃないですか。例えば婚約指輪であれば、ダイヤモンドとリング枠がすでにセットになっているという。
でもこの固定概念のまま進むのではなくて、本当は彼女はいいデザインの婚約指輪が欲しいし、男性も彼女に喜んでもらいたい。そんな非常に当たり前のことを叶えるために、何ができるかというところをしっかり考えていく。
普通「ビジネスとしてその方がよかった」ということを何も考えず踏襲してしまいがちですが、切り口を変えて本質的なサービスをお客様に提供することがすごく重要ですよね。

結婚式にも非常に近しいところがあります。例えば本当はゲストに喜んでもらいたいと新郎新婦は思っているにも関わらず、今までの結婚式の型に則ってしまうと、ゲストが自由に移動することができなかったり、ゲストがおめでとうと伝えられる時間がほとんどなかったり。
本来喜びお祝いする場所が結婚式ですから、型通りではなくて本当にお祝いしやすい形にアップデートした方が新郎新婦もゲストも嬉しいですよね。そういう当たり前のことを当たり前にやることが大事だと思っています。

若林:
不思議ですよね。当たり前のことを当たり前にすることが、ビジネスが絡むと途端に普通ではなくなってしまう。

BRILLIANCE+の若林さん

藤沢さん:
そうなんですよね。型にとらわれず本当に大切にしていた価値ってなんなんだろう、というところに立ち返ることが大切だと思っていて。今の世の中の結婚式のイメージや婚約指輪のイメージって誰に聞いてもたぶんほとんど変わらないんですよ。
でも先程もお話があったように本来多様なはずなのに、イメージされるものがここまで固定化されるのは不思議なことです。
僕らの目指していることのひとつが「結婚式」という単語を聞いた時に「どんな形の結婚式の話をしたんだろう」とみんなが考える世界になること。それは旅行かもしれないし、指輪を交換するだけかもしれない。あるいはお二人とご両親との間だけのものかもしれない。そんな本来的な多様性を持った世界になっていくといい、それを事業を通して実現させていきたいと思います。

プロポーズの概念を変えると、もっと人生が豊かになる

若林:
今年2019年の4月26日に協業をスタートさせて、5月にはプロポーズプロデュースイベント、6月には“ボクがキミを選んだ理由”展と、すでに2つのイベントを共同で開催させていただきましたよね。

藤沢さん:
今回の企画は単にプロポーズだけにフォーカスしようということではなくて、大事にしている「本質」というものをどう最大化させるかを考え抜きました。
まずひとつのポイントはプロポーズは本来多様的なもので、それを感じていただくことでその人らしいプロポーズがもっと増えたらいい、そしてそこに思いを馳せられる人が増えたらいいよねということ。もともとCRAZY WEDDINGでは「なぜ二人は結婚するのか」などの深掘りしたヒアリングをすることで、お二人が結婚することに求めている本当の幸せを明らかにし、そこから逆算して結婚式のご提案をする形を取っています。
その流れから「あなたはなぜプロポーズをするんですか」というところから始まるプロポーズがあってもいいのではないかと考えたんです。そこからひとつ目の企画であるプロポーズプロデュースイベントが生まれました。

もうひとつのポイントはプロポーズは実は家族の始まりの日でもあるということ。自分の両親もどんな形であれ家族になろうと決めた“あの日”があったはずなんですよ。その日にフォーカスを当てることで、自分の命や存在に想いを馳せる特別な機会になるのではないかと考えて、色々な人のプロポーズないし家族が始まったあの日に触れる“ボクがキミを選んだ理由”展を企画したんです。

プロポーズ企画の提案やプレゼント内容のアドバイスがおこなわれたプロポーズプロデュースイベントの様子

プロポーズ企画の提案やプレゼント内容のアドバイスがおこなわれたプロポーズプロデュースイベント

“ボクがキミを選んだ理由”展の様子

たくさんの人の「なぜ今のパートナーを選んだのか」の理由が展示された“ボクがキミを選んだ理由”展
展示会の詳しい様子はこちらの記事でご紹介しています

若林:
どちらの企画も驚きでしたが、本という形で展示がおこなわれた“ボクがキミを選んだ理由”展のヴィジュアルは、本当に印象的でした。展示と聞くと壁にパネルが貼られているイメージがありますが、それとは全く違って。

藤沢さん:
これは僕もすごく感動したんですけれど、本っていうのは印象に残る一文の前に序文があって、また続いていくんです。つまり本は人生そのものだと思っていて。その日にフォーカスを当てるんだけれど、それまでにもストーリーがあり、そしてこういう想いがあるから二人の人生が続いていくという、終わらない物語がここにあるんです。人生は物語だということ、さらにそこにしおりを挟むことで、日々淡々と続いていく人生の中にも大切にしていた想いが確かにそこにあったんだということを、体感的に認識できる展示でしたよね。

それにイベントそのもので全て答えを出すんじゃなくて、行間を設けることでその人独自の解釈が生まれる。それによってより価値あるイベントになったのではないかと思います。

CRAZY WEDDINGの藤沢さん

若林:
今後の協業で何が生まれるかも非常に楽しみです。
でもぶれないのはやはり「本質」を伝えたいということですよね。プロポーズを軸にその本質と、その大事さを噛み締められるようなメッセージを伝えていきたい。文化を作る中で、それを目にした方が何かを感じたり考えたりするような機会を作れたらと思うんです。

藤沢さん:
僕も文化作りという視点は大切にしたいですね。
ビジネスの全ては人を幸せにすることに紐ついていると思うんです。もちろんサービスそのもので具体的に幸せを提供することも相変わらず大事にしていきたいですが、同時にサービスではなく世の中に向けて、1年を通す中でその日幸せの総量がぽっと増えるような文化が作れたら、これは100億、200億、1000億の事業を作るよりもよっぽど価値のあることだと考えています。
サービスを売るために注目を浴びたいのではなく、世の中が本当によくなるために何を仕掛けられるかという前提で、この企画は育てていきたいんです。一瞬で消費されてしまう刹那な企画ではなくて、きちんと育てたいですね。育てられる企画ってなかなかありませんから。

CRAZY WEDDINGの藤沢さんとBRILLIANCE+の若林さん

プロフィール

CRAZY WEDDINGの藤沢さん
藤沢 和徳
株式会社CRAZY
経営企画室
PRマーケティングチームリーダー
大学在学中にAR(拡張現実)アプリ、WEBサイトの開発を基幹事業とした会社を創業。その後目指す世界観、生き方、働き方に共感した株式会社CRAZYに2016年入社。自身もCRAZY WEDDINGのサービスを新郎として体験する。配属先の人材領域では、結婚式本番をつくるスタッフ(通称:キャスト)のマネージメントチームにてリーダーを務める。その後CRAZY WEDDING事業の経営企画室に移動。
現在は広報・マーケティング部門のリーダーとして、株式会社CRAZYと世の中の接点において、自社のサービスや大切にしている思想哲学を広げることに取り組んでいる。
  1. 2012年〜ARアプリ/WEBサイト開発会社 創業
  2. 2016年 同会社の代表を退職
  3. 2016年 株式会社CRAZYにて人事領域で配属
  4. 2018年 マーケティングチームの立ち上げに従事
BRILLIANCE+の若林さん
若林 宏紀
株式会社キュー
執行役員(COO)
営業統括部マネージャー
関西学院大学を卒業後に渡米。
2015年にMBAを取得し、人財会社の法人営業職として各企業の新卒採用のサポートに従事。
2018年、株式会社キューへ入社。営業統括部のマネージャーを経て2019年4月より現職。
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  2. 新しい時代を一緒に:REIWAダイヤモンドが生んだプロポーズストーリー

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