婚約指輪の歴史

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結婚の約束として男性から女性へ贈られる【婚約指輪】

いつから婚約指輪を贈る習慣は始まったのでしょうか?

婚約指輪の起源は古代ローマ時代。
博物誌家だったプリニウスが「当時の指輪は鉄製だった」と書き記しているように当時は何の飾りもない鉄の輪を婚約指輪として贈っていました。

史実にのこる世界で最初の婚約指輪は、15世紀にブルゴーニュ公シャルルの娘マリーとハプスブルグ家の王子マクシミリアンとの婚約の際に贈られた指輪です。
二人が結婚する直前の1477年7月30日、モロルティンガー博士が、マクシミリアンに送った手紙には
「婚礼の際、殿下はダイヤモンドのついた指輪と金の指輪をお持ちにならなければなりません。」
と書かれていました。
これはダイヤモンドが婚約の証に使われたことを証明する最古の例です。
ちなみにこのとき贈られたのはMの文字をかたどった指輪で、聖母マリアとふたり(マリー・マクシミリアン)の結びつきを表していると言われています。
このように15世紀末には、ダイヤモンドリングを贈ることが王族の結婚の重要な儀式となりました。

1820年頃、芸術の世界ではロマン主義が進みました。
この影響を受けて流行したのが【リガードリング】です。
「好意・愛情・尊愛」を表すREGARDのスペルをそれぞれ頭文字に持つ、
R・・・ルビー(Ruby)
E・・・エメラルド(Emerald)
G・・・ガーネット(Garnet)
A・・・アメシスト(Amethyst)
R・・・ルビー(Ruby)
D・・・ダイヤモンド(Diamond)
6つの宝石を並べたリガードリングに自分の想いを込めて贈る婚約指輪だったのです。
時代を映し出した贅沢かつロマンチックなリングですね。

一方、日本での婚約指輪の歴史は浅く1960年代頃から結納品の一つとして贈られるようになったと言われています。

当時はダイヤモンドではなく、ほとんどの人が真珠や誕生石で作られた指輪を贈っていました。
現在の婚約指輪のイメージが確立されたのは、1970年代頃。
ダイヤモンドの採掘や販売で知られる宝石会社がキャンペーンで流したCMがきっかけとされています。

ちなみによく聞く「お給料の3か月分」というのも、そのCMで使われたキャッチコピーです。
現在の婚約指輪の相場は30万円前後ですのでご安心を。

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