フォージド製法の結婚指輪ができるまで

フォージド製法の結婚指輪ができるまで フォージド製法の結婚指輪ができるまで

フォージド製法の
結婚指輪ができるまで

フォージド製法(鍛造)とは、職人が地金を叩き上げ形を削り出す製造方法です。何度も圧力を加えることにより密度を高め、より強度の高い地金になります。確かな技術をもつ生産工場で、経験豊かな熟練の職人達がお客様の大切なジュエリーを丹念に一つひとつ製作しています。

  • 高純度のプラチナを溶かすため、実に2,000℃以上という高温で溶解(ようかい)させるところからフォージド製法の制作が始ります。溶解とは地金を溶かす作業の事を言います。溶かしたてのプラチナは驚異的なエネルギーを放ち、それはまるで太陽の様な眩しい光です。

  • 高品質なリングは素材作りから プラチナを溶解 高品質なリングは素材作りから
  • 高純度のプラチナを溶かすため、実に2,000℃以上という高温で溶解(ようかい)させるところからフォージド製法の制作が始ります。溶解とは地金を溶かす作業の事を言います。溶かしたてのプラチナは驚異的なエネルギーを放ち、それはまるで太陽の様な眩しい光です。

プラチナを溶解
  • 叩いて鍛える 地金を叩いて鍛える 叩いて鍛える
    • 鍛造 工場風景01
    • 鍛造 工場風景02
  • 冷え固まった素材を再度1500°Cに熱し、幾度も叩いて地金を鍛え上げます。職人の腕と経験がものを言う工程で、非常に重要な工程です。地金を叩くことでプラチナ内部の空隙(くうげき)を潰し、結晶を微細化し、結晶の方向を整え、組織を密にします。そうすることで素材の強度がより高くなり、傷がつきにくく丈夫で変形しづらいリングになります。この作業には金属の中の気泡を抜く効果もあり、リングを装着した時になめらかで美しい仕上がりになります。

  • 約1500℃に加熱
  • 計測をしながら叩く
  • 板状に成型した金属材料を、50トンの力でドーナツ型に抜きます。3工程に分け、そのドーナツ型の金属を起こしてリング状にします。このようにドーナツ型の金属から作られているので、継ぎ目がまったくない強度の強いリングになります。

  • 継ぎ目のない板をリング状へ ドーナツ型に抜いた地金を
    一つひとつリング状へ成形
    継ぎ目のない板をリング状へ
  • 板状に成型した金属材料を、50トンの力でドーナツ型に抜きます。3工程に分け、そのドーナツ型の金属を起こしてリング状にします。このようにドーナツ型の金属から作られているので、継ぎ目がまったくない強度の強いリングになります。

  • リング状へ
    成形途中の地金
  • リングを丁寧にセット
  • 精密機器とそれを操る職人の技術 切削工程 精密機器とそれを操る職人の技術
  • 指輪の形になった金属に、ダイヤモンドでできた刃物を使った特殊な切削機で段差や凹凸など目的のデザインの形に削り出します。着け心地を徹底的に追求し、細かく計測しながら削ります。機械が自動的で切削しているように見えますが、機械を動かすタイミングやセッティングの位置などは職人の技が必要です。

  • 特別な技術で精密に削る
  • 左/削る前
    右/削った後
  • 最後に磨きを行います。この工程は全て熟練の職人の手によって行われます。特に指輪の内側は、より滑らかで指なじみが良くなるように仕上げます。側面・天面・内側など加工の工程は6工程あり、1本のリングを仕上げるのに20〜30分の時間が掛かります。素材によってもサンドペーパーやフェルトなど、使用する素材を変え丁寧に磨きます。

  • 6工程にもなる丹念な磨き上げ 一つひとつ丁寧に磨く 6工程にもなる丹念な磨き上げ
  • 最後に磨きを行います。この工程は全て熟練の職人の手によって行われます。特に指輪の内側は、より滑らかで指なじみが良くなるように仕上げます。側面・天面・内側など加工の工程は6工程あり、1本のリングを仕上げるのに20〜30分の時間が掛かります。素材によってもサンドペーパーやフェルトなど使用する素材を変え丁寧に磨きます。

  • 状態を確認しながらの作業
  • 美しく滑らかな
    仕上がりへ
  • 妥協を許さない厳密な検査 検品工程 妥協を許さない厳密な検査
  • 全ての製作行程が終了後、最終検品を行ないます。各工程でも検品は行なわれますがリング表面の仕上がりや、石留め・装飾の状態など見落としがないよう、一点一点細かく厳密にチェックしていきます。全ての検査項目に合格したのものだけを出荷しています。

製法は2種類
鋳造製法は型に溶解した地金を流し込み、形を作ります

メイドインジャパンの誇り 鋳造の結婚指輪ができるまで