20万円で0.4ct以上の婚約指輪を買う:中の人が教える婚約指輪の攻略

婚約指輪

  • 更新日:2024.02.21
婚約指輪 ドマーニ(01218)

婚約指輪を購入するときに何を重視するのかによって選び方が変わってきますが、今回は『予算20万円で0.4ct以上のダイヤモンドの婚約指輪を買う』というテーマで攻めていきます。
(注意:本文中の価格については、2016年5月26日時点のものです)

まずはリングを決める

まず、ダイヤモンドに予算内で目一杯コストを掛けるので指輪の枠コストを抑えましょう。そのために、指輪の地金素材をプラチナではなく18金イエローゴールド(K18YG)か18金ピンクゴールド(K18PG)を選択します。

日本では婚約指輪のリング素材といえばプラチナという感じなのですが、私が思うに普段使いもしてもらえるリングとしてはK18の方がカジュアルな感じがしていいという選択があると思いますよ。

リングの選択肢としては0.4ctのダイヤモンドをセットするなら石サイズは0.3ctのリングになります。石サイズ0.3ctでK18YGのリングの中で一番安いリング枠はツイストアームソリティアリングなのですが、今回は一番売れ筋のデザインであるストレートタイプのソリティアリングにしてみます。「K18YG ソリティア リング for 0.3ct(品番:E311-02-00003-D)、¥53,100(税込)」です。

リング検索のページで、[素材]:”K18イエローゴールド”、[ダイヤモンドの大きさ]:”0.3ct用”で検索して、”K18YG ソリティア リング for 0.3ct”を選びます。

次にダイヤモンドを決める

予算が20万円でリング枠代が53,100円なので、ダイヤモンドは146,900円以内ということになります。それでは、ダイヤモンド検索をしてみましょう。

[価格]の右側のボックスに”147000”と入れます。(本当は、今回最大146900なのですが、1000円単位で検索されるのでこうします)
[重さ](カラット)は自動的に選択済みのリングの石サイズ(0.28ct〜0.449ct)に設定されています。
その他の条件は全ての範囲を選んでおきましょう。

今回は1,125件のダイヤモンドがヒットしました。この中で一番大きな(カラットの重い)ダイヤモンドを選びたいので、リスト項目の「重さ▲」の赤い▲をクリックして「重さ▼」にします。

すると、一番重いカラットは0.440で4件検索されました。

さて、大きなダイヤモンドということで見た目のサイズで選びたいので、これら0.440ctのダイヤモンドの詳細をみてサイズを確認していきます。それぞれのダイヤモンドの詳細ページでダイヤモンド詳細の寸法をみていきます。検索一覧の上から順番に寸法をみてみましょう。

4.92-4.9×3.01mm
4.86-4.84×3.04mm
4.92-4.9×3.02mm
4.88-4.84×3.06mm

これらの数値の意味は、最初の二つの数値が、ダイヤモンドをテーブル面上から見て測定した縦(高さ)と横(横幅)2箇所の数値で、最後の数値はダイヤモンドを横から見た高さの数値です。同じカラット数のダイヤモンドでも微妙にサイズが違うのがわかります。

サイズが大きいダイヤモンドということで、縦横の数値が大きいものを選ぼうとすると、1番目と3番目のダイヤモンドが同じサイズです。ではこのどちらにしましょうか?
正解は、1番目のダイヤモンドです。
その理由は、1番目のダイヤモンドと3番目のダイヤモンドの4Cの違いは、輝き(カット)ですが、3番目のダイヤモンドのカットグレードが”Excellent”(エクセレント)に対して、1番目のダイヤモンドのカットグレードが”3EX H&C”(トリプルエクセレント、ハート&キューピッド)でカットの最高グレードです。しかも、なんとお値段も1番目のダイヤモンドの方が安くて断然お得です。

(このように、ダイヤモンドの価格は、データーベースに登録された時点の仕入れ価格などが加味されてダイヤモンドのグレードと価格がちぐはぐになっている場合がありますので、ダイヤモンドを検索される場合はよく見てお得なダイヤモンドを選んでくださいね。ダイヤモンドの価格相場は日々動いていますし、それに為替レートも関係してきますので同じ品番のダイヤモンドでも価格は一定ではありません。)

ということで、0.440カラットの137,200円のダイヤモンドを選ぶと、リングとの合計価格は190,300円と、20万円の予算でお釣りができました。

結果的に私たちのサイトなら、19万円ちょっとで、0.440カラットのダイヤモンドの婚約指輪を買うことができますね。

今回選んだダイヤモンドのグレードについて

今回選んだダイヤモンドの4Cグレード(0.440ct, I, VVS2, 3EX H&C)についてです

カラット:0.440
婚約指輪のダイヤモンドの一般的な平均カラットは0.3前後と言われています(ゼクシー調べ)ので、それに比べて十分大きいと言えます。

カラー:I(アイ)
私たちがお勧めする婚約指輪のダイヤモンドのカラーグレードとしてはベターグレードとしてIカラー以上をお勧めしてます。

カラーグレーディングとは、ダイヤモンドが帯びる色味の格付けで、無色透明なものほどグレードが高いです。
Iカラーの格付けは
ニアカラーレスと評価される中の3番目の格付けがIカラー。
【Slightly tinted white】 スライトリー ティンテッド ホワイト(僅かに色づいた白)と評価されます。大粒のものであれば肉眼でも僅かに色味を感じます。リングにセッティングされてしまえば熟練の鑑定士でも専用の光源以外では判別困難なカラーグレードです。

つまり、今回のIカラーであれば、リングにセッティングされてしまえば熟練の鑑定士でも色味の判別が困難なグレードです。
そして、今回リングの素材をイエローゴールドにした、もう一つの理由がここにあります。ダイヤモンドをリングにセットしたとき、ダイヤモンドの色はリングの石座地金の色の影響を受けます。つまりダイヤモンドの見え方で、金色がダイヤモンドを通して少し混ざりますので、ますます色の判定は困難となります。

例えば、このK18イエローゴールドの婚約指輪を見てもらえばわかるように、ダイヤモンドにところどころ金色が透けて見えます。このためにダイヤモンドのカラーグレードを” I “にしたところで遜色はないのです。

クラリティ:VVS2(ブイブイエス2)
私たちがお勧めする婚約指輪のダイヤモンドのクラリティグレードとしてVS2以上をベストグレードとしてお勧めしています。

クラリティグレーディングとは、ダイヤモンドの内包物や瑕がどの程度少ないかを評価するもので、10倍に拡大して観察し判定され、無欠点に近いものほど高グレードです。
VVS2の格付けは
Very Very Slightly Included 2:ごくごく僅かな内包物の評価の中でも次点の評価の格付けを指します。熟練のグレーダーが10倍に拡大しても内包物などを確認することが非常に困難で、普通に見える事はありません。一般的に流通している品質としては非常に優れた最高クラスのクラリティグレードです。

カット:3EX H&C(トリプルエクセレント、ハート&キューピッド)
私たちがお勧めする婚約指輪のダイヤモンドのカットグレードとしてExcellent以上をベストグレードとしてお勧めしています。

カットグレーディングとはダイヤモンドのファセット(カット面)や角度がどのように研磨されたのか、ダイヤモンドと光がいかに相互作用するかを評価するものです。
3EX H&Cの格付けは
最高の格付けグレードです。カットグレード(カット総合評価)、ポリッシュ(研磨状態)とシンメトリー(対称性)の3 つの要素全てがエクセレント評価で、ハート&キューピッドのパターン認定のものです。

ということで、このダイヤモンドのグレードは私たちがお勧めするベターグレード以上のものですので安心してください。

ちなみに、同じデザインでリング枠をプラチナ(PT900)にした場合でも、191,300円で、0.420ct, I, VS2, 3EX H&C、のダイヤモンドがセットできました。

今回のまとめ

カラット優先でダイヤモンドを選ぶなら、カラーはIカラーで十分なので、カラットの次にカットを優先してダイヤモンドを選ぶことをお勧めします。

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